武蔵野大学アントレプレナーシップ学部(武蔵野EMC)との連携講座!

アントレプレナーシップ。

日本では“起業家精神”と訳され「起業するための考え方」と誤解されがちですが、実際には起業家だけでなく、会社員や公務員、学生も持つことができる「起業家のように考え、失敗を恐れず主体的に行動するためのマインド」のことです。

スケッチラボでは、一昨年度からアントレプレナーシップの専門大学の現役学生を講師に招き、“学生が学生目線で学生にアントレプレナーシップを伝える”講座を開講しています。

昨年度まではアントレプレナーシップ教育では30年連続全米No.1評価のバブソン大学、今年度は日本初&唯一の専門大学(学部)である武蔵野大学アントレプレナーシップ学部(武蔵野EMC)の現役学生に講師を務めていただいています。「アントレプレナーシップ教育」を専門としている大学は世界でこの2つだけとされており、スケッチラボではアカデミアによる研究と実践に裏打ちされた、真のアントレプレナーシップについて学生が理解できる場を提供していきたいと考えています。

アントレプレナーシップ講座の特徴は、座学ではなく、アクティブラーニングにより他者との対話や実践を通じてアントレプレナーシップへの理解を深める「参加者の主体的な学び」にあります。

キックオフとなったDay1では、3人の武蔵野EMC生が講師となり、グループワーク中心のプログラムが行われました。

まず、プロサッカー選手になるため海外にサッカー留学した経験を持つ柴田駿さん(武蔵野EMC3年)が、武蔵野EMCについて紹介するとともに、プロテスト不合格でプロサッカー選手は断念したものの選手ではなく選手を支える側で「サッカー日本代表のワールドカップ優勝」を実現するという夢を語ることで自身のアントレプレナーシップについて共有。

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続いて、都会と地方の格差を是正するべく地方で課題解決ワークショップを展開している鈴木瑠花さん(武蔵野EMC3年)の進行で、自分が好きな食べ物の専門店について考えるグループワークにより、自分がワクワクすることと誰かの困りごとを解決することを両立させる考え方について実践を通じて理解する機会を提供。

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最後に、大学入学と同時に起業、スポーツ選手の人生を応援するSNS「UPSTAR」を開発し、現在資金調達中の学生起業家、板本大輝さん(武蔵野EMC3年)が自らの高校時代を振り返りながら、自分が好きなもの・ことって何だろう?自分にとっての幸せって何だろう?自分にとってのそれらの問いから始めてみること(自己理解)の重要性を共有。

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参加した20名の学生からは「楽しかった!」「アントレプレナーシップって思ってたのと違った!」「自分が変われる気がした!」「自分の意見を否定されない安心感があった!」「学校と違ってたくさん意見が言えた!」といったたくさんのポジティブなフィードバックがありました。

ちなみに、本講座には、予め募集したアントレプレナーシップに関心のある社会人オブザーバーも10名参加していますが、「アイスブレイクもなく初見の子たちが何でこんなに会話が弾むのか?」「プログラムやコンテンツが素晴らしい」「企業の人材育成部門にも共有したい」と、こちらもポジティブフィードバックでいっぱいでした。

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本講座では、参加学生がアントレプレナーシップへの理解を深めた最終回に、まさにタイトルにもなっている「これからの自分宣言」(ピッチ)を行います。コメンテーターは武蔵野EMC学部長の伊藤羊一さん(LINEヤフーアカデミア学長、ベストセラー「1分で話せ」著者)。

参加学生たちがどんな「これからの自分宣言」をするのか、事務局も今から楽しみで仕方ありません!