スケッチオーデション2024-25 Day3が11月30日(土)に開催されました。「視野を広げる、世界をみる」をテーマに掲げたこの日は、多様な視点を持つことで生まれる可能性を体感する貴重な機会となりました。

特別講義:高堰うらら氏の挑戦が新たな視座を与える

Day3の特別講演者として登壇したのは、オモテテ株式会社代表取締役の高堰うらら氏。”生理ライフ”を快適にする都市インフラサービス「unfre.(アンフリ)」事業を立ち上げた経緯から、社会課題に向き合う姿勢まで、圧倒的な説得力で語っていただきました。
特に印象的だったのは、百円ショップの商品で作った試作品から始まったというお話です。徹底的なユーザー観察、課題の明確化、そして幾度にもわたるプロトタイピングと競合サービス調査。そのプロセスひとつひとつに、高堰氏の「なぜ解決されていないのか?」「どうやったら解決できるか?」という確固たる意志を感じました。
高堰氏の挑戦は、スケッチオーデションのテーマの1つである「解くべき課題/問いの追求」を体現したものです。参加者たちは、イノベーションを起こすためのヒントを、リアルな体験談を通して吸収していきました。そして「戦略的に狙って奇跡を起こす」「とにかく考える、そして行動する」という高堰氏の言葉は、その実践に裏打ちされた重みがあり、参加者一人一人の心に強く響いていました。

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グループワーク:「妄想」から「構想」へ。やりたいことを徹底的に深ぼる!

特別講演の前後では、グループ&個人によるワークで調査&アウトプットの練習を実施。
前半はこれまでの考えを具体的な実現方法へと落とし込む、「構想」を語りまくるグループワークです。参加者それぞれの構想段階は異なりますが、だからこそ多様な視点からのフィードバックが新たな気づきを生み出していました。
後半のワークでは「やりたいことについては世界で一番詳しくなれ」「本気でやりたいことなら、調べ過ぎということはない」という冨田先生の言葉のもと、その場で実践的な調査と共有を行いました。「やってみる→考える→次の行動に繋げる」のサイクルを体得する時間となりました。

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学びを深めるプログラムと応援者(メンター)独自企画による交流&学びあい

最後に冨田先生からスケッチオーデション参加者限定のe-Learningの紹介に加えて、メンターからは独自企画の懇親会とメンタリング会開催の案内がありました。この自発的な学びと実践の場が創出されていく流れが、スケッチオーデションの大きな魅力の一つと言えるでしょう。

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次回Day4は「挑戦のハードルを超えていく」

次回Day4は、東京オリンピック100mハードル代表/株式会社 Brighter Hurdler 代表取締役 寺田明日香氏が登壇! 数々の「ハードル」を乗り越え、一度引退を経て再挑戦、東京オリンピック出場を実現した寺田氏の言葉に、参加者たちがますます奮い立ち、自分の限界を超えていくことが期待されます!!