\まちづくり対話会(テーマ:廃棄物対策)を開催しました/

市職員が提供するまちや暮らしのさまざまなデータをもとに、まちづくりを対話するプログラム。
毎月異なるテーマのもと、データを見ながら立場を越えたフラットな「対話」を通じて、”わたしたちのまち” について知り、理解を深め、新しい気づきや発見を得ることを目的としています。

プログラムレビュー

まちづくり対話会は、世代はもちろん、住んでいる場所やこれまでの経験・知識・スキルも様々の多様な参加者同士で、相手の意見に耳を傾け、質問によって理解を深め、自分の中に新しい考えや価値観を生み出すコミュニケーションである「対話」を通じて、まちづくりを「ジブンゴト化」する場です。

そして、対話のテーマ提供のため、今回は富山市廃棄物対策課の職員をゲストにお招きしました!

今回のテーマは「廃棄物対策」。
どれだけデジタル化が進んでも、生活するうえでは避けて通れない「ごみ」の問題。次回はとくに「家庭ごみ」にフォーカスを当てて対話しました。

レクチャー①では、ゲストから富山市の家庭ごみの排出状況の推移、内訳の変化など、客観的データをもとに現状を共有していただきました。自分の普段の生活とリンクする部分もあれば、ギャップを感じる部分もあったのではないでしょうか。

これを受けてグループ対話①では、データを見て「意外だと感じたこと」、「やっぱりそうか…」と納得したことを共有していただきました。
家庭ごみは、生活するうえで全ての人にとって身近なものであるということもあって、対話する皆さんはお互いに共感し合えることがたくさんあったようです。

レクチャー②では、家庭ごみの減量に向けた取り組みとして、これまでの富山市の取り組みや市民の皆さんを巻き込んだワークショップの内容など、より皆さんにとってアクションが身近に感じられるような内容が共有されました。

グループ対話②では、市民の皆さんが参加されたワークショップで出た意見を見ながら
・共感できることは?
・自分自身がこれから取り組めそうなことは?
という問いかけのもと、今日から自分ひとりでもすぐに取り組めそうな内容から、地域コミュニティの仲間と協力しながら取り組んでみたい!という内容まで、幅広い視点で対話いただきました!また、捨てるだけでなく、「使わなくなったものや資源を循環させる」という考え方は、ある意味昔のライフスタイルを取り入れるということかも、という気づきもあったようです。

おわりに

今回のテーマ「廃棄物対策」は、まちという視点で考えるとどこかタニンゴトになってしまうテーマですが、一番身近な単位である「家庭ごみ」という切り口で対話したことで、より自分との距離を近づけてジブンゴト化していただけたのではないでしょうか。

次回のテーマは「地域コミュニティ」

今回もレクチャーや対話の中で話題に上がっていた「地域コミュニティ」。「まちづくり」と「地域コミュニティ」はとても関係が深く、関心をお持ちの方が多いテーマではないでしょうか。

ぜひ、一緒に立場を越えた対話を通じて、まちづくりを「ジブンゴト化」しましょう!
たくさんのご参加をお待ちしております。