今回のテーマは、ビジネスプラン・アイデアを形にするため、目標設定や進行管理、仲間との役割分担、検証の進め方など、実行力を養うことです。
当日は、起業を目指す方や社内新規事業に挑む方など多数のご参加をいただき、内容の濃い熱い2日間となりました。
「わからないこと」から小さく試す!未知を既知に変えるプロの技
講師にベンチャーキャピタルとして投資に携わるCarbide Ventures Management株式会社プリンシパルの萩原知祥氏を迎え、Day1はプロジェクトマネジメントと不確実性のコントロールについて学びました。
日常業務とは異なり、「終わりがあり、新しいことに挑む」プロジェクトを進める上では、「不確実性(不測の事態)」が付きまといます。講義では、プロジェクトが途中で迷走してしまう代表的な原因(スケジュール遅延、ゴールの誤着、意思決定の後戻りなど)を整理した上で、それらをコントロール可能な「リスク」へと変換していくための具体的なアプローチが紹介されました。
講義の後半には、「英語学習アプリの開発」を題材にした演習を実施し、チームごとに頭を悩ませながら作業を分解していく中で、「できそうなこと」から着手するのではなく、「一番わからないこと(不確実な領域)」から小さく試していく(探索的アプローチ)という、プロならではの視点とマインドセットを体感しました。
「何をするか(企画)」から「どうやるか(計画)」へ。仲間を巻き込むロードマップ
Day2にはさらに踏み込み、頭の中のアイデア・企画を、具体的な「事業計画」へと落とし込むステップを学びました。
講師からは、インタビューやプロトタイプで事業コンセプトの検証を進めた後は、実行に必要な人・金・時間・体制を整理する必要がある、という解説がありました。
事業計画書を作る最大の目的は、綺麗な書類を作ることではなく、「経営層や社内部門、投資家、銀行などの『仲間(ステークホルダー)』を巻き込むことにある」と熱く語られました。
後半は実践編として、「訪日客向けサイクルツアー」など参加者から提起された2つのテーマをもとに、参加者全員でリアルな事例検討を行いました。 「誰を最初の『仲間』として巻き込むか?」「価格設定の妥当性は?」「致命的なリスクをどこで先につぶし込めるか?」など、具体的で熱い対話が繰り広げられました。
スケッチラボでは、スケッチオーデションの熱を絶やさず、さらに大きな炎とするため、今後もビジネスプラン・アイデアの実装に向けた学びの場を継続的に提供します!
起業・創業を目指す方はもちろんのこと、自社の業務の在り方をアップデートしたい方、アイデアの実現を目指す方は、ぜひ次回のプログラムにもご注目ください。