Day3:ありたい未来を考える
                              2025年10月22日(水)、スケッチラボにて「地域に根差した魅力あるゼロカーボンとは?」第3回ワークショップを開催しました。本ワークショップは、2050年のゼロカーボンシティ実現に向け、市民一人ひとりが「豊かさ」を感じられる未来の暮らしを具体的に描き、その実現に向けたアイデアを共創していくことを目的とし、全4回の開催を予定しています。
第3回は「ありたい未来を考える」をテーマに、富山市の資源を活かした理想的な地域像についてグループ対話を行いました。
                          
プログラムレビュー
まず、Day1で洗い出した富山市ならではの脱炭素ライフスタイルや、Day2で考えたあり得る未来のシナリオを踏まえ、富山市の「ありたい未来像」についてグループ対話を行いました。さらに、その対話内容を踏まえ、「自分が実現したい未来像」を各自で言語化しました。
 
                      
                              各自が描いた未来像には、例えば以下のようなものがありました。同じグループで議論していても、言語化してみると、それぞれ異なる未来像が描かれていたのが興味深い点でした。
・立山からの恵みを活かした超コンパクトシティ
・水産・自然などの地域価値を県外の機関とも協力しながら維持している
・公共交通機関中心への大幅なシフト
・今と変わらない価値を享受できる
次に、言語化した未来像を参加者同士で見せ合い、似たアイデアを持つ人同士でグループを再編成しました。こうしてできた新しいグループで、ありたい未来像について、より具体的に考えるワークを開始しました。
                          
 
                      
                              ワークでは、
・ありたい未来のビジョン
・その未来の特徴
・ビジョン実現のためにどのような地域資源をどのように活用するか
について、深掘りしました。議論はまだ途中ですが、
・立山が生む水資源などの価値が大きな魅力になっている地域
・経済活動よりも人間活動がより重視されるようになり、余裕のある生活が営める地域
など、様々な地域像が描かれつつある様子が見受けられました。
                          
 
                      次回に向けて
                              今回のワークショップを通して、参加者の皆さんの希望や想いを反映した「ありたい未来」の輪郭が少しずつ描けてきました。
次回はいよいよ最終回です。今回描いた「ありたい未来」をもう少し具体化し、それを実現するためのビジネスモデルや地域モデルを構築して発表します。
                          
 
             
             
                 
                       
                       
                       
                       
                       
                     
                 
                