スケッチオーデション2024-25のDay2が11月9日に開催されました。
テーマは「やりたいことは全部やりきる」。前回に引き続き、新たな学びと発見に満ちた熱い1日となりました!
仲間と共に未来を創る---保井氏の特別講演が参加者の心を揺さぶる
Day2の特別講演に登壇いただいたのは、叡啓大学ソーシャルシステムデザイン学部長の保井俊之氏。保井氏は、社会を前向きに変えるチェンジ・メーカー育成への熱い想いを語り、参加者の心に深く響く数々のメッセージを投げかけました。
「学びを創れる人、仕事をデザインできる人が、これからの時代を生き抜いていく」
「社会を幸せにするためには、まず自分が幸せになる必要がある」
「肩書や所属を超えた多様な仲間との協働無しには、社会課題は解決できない」
「まずは自分が幸せになる。その上で、周囲の人、社会全体を幸せにする。自利利他円満の精神が重要」
また、「ストーン・スープ」の寓話における石からスープを作ることができたというエピソードから、一見困難なものでも仲間と共に創り上げれば達成できる、という仲間づくりの重要性についてのお話や、
“自分ごととして正解の無い問いを設定し、解答を自ら探求する人がこれからの未来を創る”
という考え方は、まさにスケッチオーデション、スケッチラボの理念と重なります。
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「妄想」が未来を拓く!深まる対話
特別講演の前後には、前回に続きグループに分かれて「妄想と構想」を語り合いました。Day1以降、Slackでの活発な意見交換を経て、参加者たちの構想はさらに進化を遂げていました。「そんなの無理」という言葉のない、自由な発想と建設的な対話が飛び交う空間は、まさにイノベーションの温床といえます。参加者が自身の妄想を語っている時の目の輝きが印象的でした。
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「メンター同士の、自身の学びと成長の重要性の共有」
挑戦者が妄想と構想を深める一方で、応援者(メンター)は別室で重要なセッションを持ちました。冨田先生、渡辺先生からメンタリングの5つのモードを学び、より効果的なメンタリング方法について熱心な議論を交わしました。
特に印象的だったのは、先日武蔵野大学アントレプレナーシップ学部で開催された「TOMOSHIBI Pitch」参加で感じた、メンター側が研鑽を積む必要性を強く感じた体験の共有です。挑戦者のアイディアに対する業界知識の有無に関わらず、全力で学び、真摯に向き合うことの重要性と、「メンティー(挑戦者)とメンター(応援者)が共に成長する」スケッチオーデションの思想を再度意識する時間になりました。
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"やめる"という選択肢の価値
後半の講義にて総合プロデューサーの冨田欣和先生からは、「やりたいことをやりきる」という一見シンプルなテーマに、新たな視点が示されました。日本では「やり抜く力」が美徳とされがちですが、時には「やめる」決断も成長への重要なステップになり得る----。「やめても良いから始められる」「まずはやってみる。違うと感じたら、別の道に進めばいい」という気づきは、多くの参加者の心の重荷を解き放ったようでした。
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Day3、「視野を広げる、世界をみる」へと続く
今回も大きな学びと気づきに満ちたDay2。次回Day3のテーマは「視野を広げる、世界をみる」。オモテテ株式会社代表取締役の高堰うらら氏を特別講師に迎え、既成概念を超えた新たな可能性を切り開き、挑戦者たちがどのように自らの可能性を広げていくのか、期待が高まります。
対話を重ねるごとに参加者同士の絆が深まり、それぞれの「妄想」と「やりたい想い」が広がっていくスケッチオーデション。ここから新たなチェンジ・メーカーが生まれていく----そんな予感に満ちた1日でした!