\まちづくり対話会(テーマ:コンパクトシティ)を開催しました/

市職員がネタとして提供するまちや暮らしのさまざまなデータをもとに、まちづくりを対話するプログラム。
毎月異なるテーマのもと、データを見ながら立場を越えたフラットな「対話」を通じて、”わたしたちのまち” について知り、理解を深め、新しい気づきや発見を得ることを目的としています。

2024年度の初回は、「コンパクトシティ」をテーマに開催し、学生さんからシニアの方までたくさんの方にご参加いただきました!

プログラムレビュー

まちづくり対話会は、昨年度から延べ200名以上の方にご参加いただき、学生から社会人、シニアの方まで非常に幅広い方にご参加いただいています。
世代はもちろん、住んでいる場所やこれまでの経験・知識・スキルも様々の多様な参加者同士で、相手の意見に耳を傾け、質問によって理解を深め、自分の中に新しい考えや価値観を生み出すコミュニケーションである「対話」を通じて、まちづくりを「ジブンゴト化」する場です。

そして、対話のテーマ・ネタ提供のため、今回は富山市都市計画課の職員をゲストにお招きしました!

今回のテーマは「コンパクトシティ」。
富山市のまちづくりを考えるうえで、言葉としてはよく耳にする「コンパクトシティ」政策ですが、実際の内容や目的についてはなじみがない、という方が多くいらっしゃるテーマではないでしょうか。

グループ対話①では、市職員からのレクチャー①で共有された富山市のコンパクトシティ政策の概要や、まちの現状に関するデータを踏まえ、「コンパクトシティ あり?なし?」というテーマで対話していただきました。
単に「自分にとってどうか?」よりもむしろ「まち全体を俯瞰してどうか?」という視点での対話がなされているグループが多くありましたが、多様な参加者同士での対話だからこその面白さかもしれませんね。また、正解がないこと、結論を求めないことも対話のポイントです。その場での発見や気づきを大切にすることで、これまでになかった新しい視点を得ていただけるのではないでしょうか。

グループ対話②では、少し未来に目を向けて「コンパクトシティ(まち)はなぜ必要だと思いますか?」というテーマで対話していただきました。持続可能なまちづくりのため、人づくりや地域コミュニティの重要性や価値を感じるという対話が多かったように見受けられました。

おわりに

今年度の初回は、富山市のまちづくりといえば!の「コンパクトシティ」がテーマでした。
同じ富山市内に在住・在勤していても、あらゆる視点で対話することでより理解が深まり、コンパクトシティという切り口から「まちづくりをジブンゴト化」していただけたのではないでしょうか?

次回は5月22日(水)、テーマは「防災」です。
年始の震災から4か月近くが経過しましたが、普段からジブンゴトとして捉え、備えておくことの大切さを実感した方も多くいらっしゃるテーマではないでしょうか。
今だからこそ、一緒に対話を通じて「防災」という切り口からまちづくりをジブンゴト化してみませんか?