\まちづくり対話会(テーマ:農業)を開催しました/
市職員がネタとして提供するまちや暮らしのさまざまなデータをもとに、まちづくりを対話するプログラム。
毎月異なるテーマのもと、データを見ながら立場を越えたフラットな「対話」を通じて、”わたしたちのまち” について知り、理解を深め、新しい気づきや発見を得ることを目的としています。
2月は「農業」をテーマに開催し、たくさんの方にご参加いただきました!
プログラムレビュー
まちづくり対話会では、各グループ4人程度でのグループ対話を行っていますが、まずはアイスブレイクとして「ペア対話」からスタートします。
簡単な自己紹介からスタートし、お互いの「最近の個人的ニュース」を共有してもらい、初めての方でも安心して対話できる雰囲気づくりを心掛けています。
アイスブレイクの後は、いよいよ本題。
対話テーマ・ネタの提供のため、富山市農政企画課の職員をゲストにお招きしました!
今回のテーマは「農業」。
「農村地域・中山間地域において人口減少・過疎化が進む中で住みよい環境を保っていくには?」という切り口からお話しいただきました。
市職員からのレクチャー①では、土地利用や農業従事者数の推移などのデータをもとに、農業・農村の現状が共有され、グループ対話①では「農業・農村が衰退していくと何が困る?」というテーマで、それぞれの立場や居住地域の違いを楽しみながら対話していただきました。
市職員からのレクチャー②では、視野を少し広げ「これからのまちづくり・地域づくりのあり方」というテーマで、これからのまちづくりや地域づくりは市民主体の自助・共助が大切であるということ、また「楽しい、継続できる」ことが大切であるということが共有され、グループ対話②では、レクチャー・対話①で得た学びや気づきをもとに、参加者の皆さんがそれぞれの立場で「地域主体のまちづくり」にどのように関わることができるか、対話していただきました。
おわりに
「農業」というテーマでしたが、農作物の栽培にかぎらず、「農村地域や中山間地域のまちづくり・地域づくり」という切り口で少し視野を広げることで「ジブンゴト」していただけたのではないでしょうか。
また、海から山まで広がる富山市だからこそ、それぞれの地域特性の関連やつながりを意識して「まちづくりをジブンゴト化」することがとても大切だと改めて感じられる回になりました。
まちづくり対話会は令和5年4月にスタートし、全12回を毎月異なるテーマで開催してきました。
いよいよ次回は今年度の最終回!テーマは「財政」です。
これまでのテーマの中でも、一番「ジブンゴト」が難しいテーマかもしれませんが、だからこそ「対話で深める」ことができるのではないでしょうか。
皆さまのご参加をお待ちしております。