スタートアップ×ミートアップ Vol.3を開催しました!

スタートアップ会員をゲストに招きその取組を学び、交流する「スタートアップ×ミートアップ」が開催されました!
(イベントページ:https://sketch.lab.city.toyama.toyama.jp/event/292
第3回目は、パーソナル助産師とデジタルヘルス技術を掛け合わせた妊婦の健康伴走サポート事業を行う、株式会社MamaWell/代表取締役である関まりかさんが登壇され、スケッチラボ法人アクティブ会員や市職員等が参加されました。

プログラム概要

関さんの自己紹介や取り組み紹介を織り交ぜながら、「働く妊婦の身体の変化と適切なサポート~妊婦さんと管理者の二つの目線から~」と題したミニ講演①と、ミニ講演②「自社サービス紹介」が行われ、参加者の皆さんは自身の職場・プライベートでの体験と重ね合わせながら聞き入っていらっしゃいました。

講演の後は質疑応答と交流の時間が設けられ、関さんのサービスにかける想いや、産前産後支援の現場担当者からのフィードバック等で大変盛り上がりました!

ゲストインタビュー(開演前の意気込みなど)

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株式会社MamaWell

代表取締役 関まりか氏

Q 本日のイベントへの意気込みをお聞かせください。
A 今働く妊婦さんが増えていて、(そういった方たちを支える)適切なサポートサービスがあるにも関わらず、それを知っていただける機会がないので、富山市さん主催のイベントに登壇させていただけるということは、本当に絶好の機会だなと思っています。この機会に働く妊婦さんにはこういうサポートが必要だということと、妊婦さんが自分1人で抱え込まなくて良い、このMamaWellのサービスを頼ることができますよということを伝えたいなと思っています。

Q 今日のミートアップで、どのような方との出会いを期待されますか。
A このイベントに足を運んでくださるということは、やっぱり妊婦さん、育児期女性のサポートに興味をお持ちの方だと思います。そういう方々にまずは知っていただいて、ひとつの啓蒙のきっかけになるのではないかと思っており、またそういう方々とのつながりを大切にしたいです。

参加者インタビュー

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株式会社ケーブルテレビ富山(法人アクティブ会員)

Q 本日ご参加いただいた感想をお聞かせください。
A 妊娠出産を経験しているので、まさにそのタイミングはキャリアの分断であることをすごく感じていまして、体調面も不安定ですし、そんな中こんなサービスが、自分が妊娠出産していた時期にあったらすごく活用したかったな、良いなという気持ちで聞いておりました。
A 管理者の立場で、部下や後輩の体調面を気遣ってあげないといけないときに、葛藤することが多かったので、今日のお話を聞いて、こういったサービスが本当にあれば、データに基づいた対処法が分かって、企業にとっても妊婦さんにとっても他の社員にとっても良いなと思いました。
Q 今後、スタートアップ企業との交流・共創に期待することや関心のある分野を教えてください。
A 起業家の皆さんは、自分の培ってきた経験の中からビジネスチャンスを見つけて、社会の問題解決のために働かれている方が多いと思うのですが、そういう視点というのは企業人としてすごく勉強になりますし、そういう方が富山にいらっしゃるということも、伝え手としても素晴らしいなと思います。これからどんどんこのような方たちと出会って、また、私も考えて、企業としても新しい関わり方で何か生まれたらいいなと思いました。

A スタートアップ企業の方とあまり関わることが今までなかったのですが、すごく発想が自由で、斬新で、あまりしがらみがない中でいろいろな考えやサービスに触れることができるのですごく刺激になります。私たちは地域企業として、基盤や地域住民とのつながりを持っているので、そことどう連携していい形にできるかを考えていきたいと思いました。

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株式会社インテック(法人アクティブ会員)

Q 本日ご参加いただいた感想をお聞かせください。
A 富山は共働きが多いと言われている一方で、働くうえでキャリアの障壁を感じている方や、子どもを産む前後の働き方に不安を持っている人は自分の周りにもいっぱいいます。オンラインの助産師さんの相談サービスがいくつかあるのは知っていましたが、今回はデータに基づいたサービスということで、私たちもデータに基づくまちづくりやデータの施策反映を重点的に考えていきたいと思っていたので、何か自社のサービスと共創できるような領域はないかということで参加しました。とても楽しかったです。

Q 今後、スタートアップ企業との交流・共創に期待することや関心のある分野を教えてください。
A 自社で地域のデータをプラットフォーム化していろいろな領域に展開していこうという事業を中心に展開していますが、プラットフォームというのは魅力的なサービスに繋がったり、実際に市民の方や企業の方に価値のあるサービスとして使ってもらえたりしてこそ、そこから有益なデータが取れるということがあります。私たちはそのプラットフォーマーとして基盤を整えていく一方で、魅力的なサービスを展開されているスタートアップ企業とつながることで価値のある提案を続けていきたいと思います。

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富山市職員(保健師)

Q 本日ご参加いただいた感想をお聞かせください。
A 民間サービスで、妊産婦さんが働きやすい環境をつくるためにサービスを導入するという動きがあるということを初めて知ったので、良い取組であり、広がると良いと思いました。
A スタートアップ企業の方とこうして直接お話しする機会は普段はないので、すごく貴重な機会でした。また、私たちが普段行政保健師として支援できることと、手薄になってなかなかすべての妊婦さんには行きわたらないところも、こうして民間サービスの力も借りながら連携していけると本当に良いと思いました。
A (MamaWellのサービスの)週一回のオンライン相談も、行政がなかなかできないところなので、そこを手厚くフォローできるのはすごく有難いと感じました。

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ゲストの関さん、またご参加いただきました皆さま、ありがとうございました!
今後もスタートアップ企業の皆さんと富山の皆さんが交流できる機会を創出していきます。