\まちづくり対話会(テーマ:スマートシティ)を開催しました/

市職員が提供するまちや暮らしのさまざまなデータをもとに、まちづくりを対話するプログラム。
毎月異なるテーマのもと、データを見ながら立場を越えたフラットな「対話」を通じて、”わたしたちのまち” について知り、理解を深め、新しい気づきや発見を得ることを目的としています。
今回は、「スマートシティ」をテーマに開催しました!

プログラムレビュー

まちづくり対話会は、世代はもちろん、住んでいる場所やこれまでの経験・知識・スキルも様々の多様な参加者同士で、相手の意見に耳を傾け、質問によって理解を深め、自分の中に新しい考えや価値観を生み出すコミュニケーションである「対話」を通じて、まちづくりを「ジブンゴト化」する場です。

そして、対話のテーマ・ネタ提供のため、今回は富山市スマートシティ推進課の職員をゲストにお招きしました!

今回のテーマは「スマートシティ」。
普段からお仕事で馴染みがあるという方もいらっしゃれば、普段の生活や暮らしとどんな関わりがあるのかなかなかイメージを持てないという方もいらっしゃいました。

レクチャー①では、「市民生活の質(QOL)向上と地域活性化を目的に、コンパクトシティ政策を深化するための手段」としての富山市版スマートシティの概要と、富山市の居住地域別の生活満足度や人口・財政状況のデータをお見せしながら、なぜ富山市がスマートシティに取り組むのかを共有してもらいました。

このあとのグループ対話①では、「デジタル技術やデータの利活用によって、暮らしが変化したと感じた経験はありますか?」という問いかけのもと対話していただきました。
カーナビやマップアプリの普及で長距離運転が快適になった!という声もあれば、学生の参加者からは「デジタルが当たり前で、暮らしの変化というとなかなかピントこない」という声もあり、他のテーマよりも世代の違いで感じるギャップが大きいテーマだったようです。

レクチャー②では、国内外のスマートシティの事例を紹介しながら、行政だけでスマートシティの実現はできないこと、産学官民の共創が必要だということが共有されました。
グループ対話②では、「デジタル技術やデータの利活用で実現できそうな、今より”ちょっといいまち”」と、「どのように市民として参加したいか」というテーマで対話していただき、積極的にサービスを利用したり、デジタル技術やデータにとどまらず「まちについて興味をもつ、行動してみる」という対話が聞こえてきました。

おわりに

今回の「スマートシティ」というテーマは、漠然としてタニンゴトになりがちなものかもしれません。だからこそ、ただデータを見るだけ、調べるだけではなく「対話」を通じて、普段の暮らしや生活との関連を考え、前よりちょっとジブンゴト化していただけたのではないでしょうか。

次回のテーマは「広報・シティプロモーション」

富山市の認知度とイメージを高めるための取り組みを総合的・戦略的に実施し、市の魅力を国内外へ発信する「シティプロモーション」。興味をお持ちの方が多いテーマではないでしょうか?
ぜひ、お誘いあわせのうえお気軽にご参加ください:ピカピカ: