スケッチオーデション2025-26 Day3が12月20日(土)に開催されました。「視野を広げる、世界をみる」をテーマに掲げたこの日は、多様な視点を持つことで生まれる可能性を体感する貴重な機会となりました。
特別講義:松崎英吾氏の気付きと転換の物語
Day3の特別講演者として登壇したのは、特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会専務理事の松崎英吾氏。かつて年間予算14万円という過酷な環境から、JFA(日本サッカー協会)をも動かす組織へと成長させた経験を語っていただきました。
また、視覚障がい者等に対する「無意識バイアス」に向き合い、そこから見えてきたのは、「支援する・される」という一方通行の関係ではなく、互いの「光(強み)」と「凹(苦手)」を認め合いう「対等なパートナーシップ」こそが、イノベーションの起点であると教えていただきました。
講演の後半では独自の成長戦略が語られました 。メディア露出や試合の勝敗といった従来のスポーツモデルに依存せず、企業のダイバーシティ研修や学校教育プログラムを「収益の柱」へと転換した事業構造や、SVC分析などのデータに基づき、体験型プログラムが提供する「コミュニケーションの重要性」という教育的価値を言語化・最適化してきたプロセスに、地域課題に挑む参加者にとって大きな感銘を受けていました。
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グループワーク:「インサイト」から「コンセプト」へ。気づきを問いに変換!
グループ&個人によるワークで気づきを問いに変換する作業へ。
事業づくりの根幹には、私たちが気づかぬまま抱え込む「〜のはずだ」という前提が潜んでおり、RAT(Riskiest Assumption Test)は、その中でも“間違っていたら即アウト”という最も危険な仮説をあぶり出し、早期に検証するための実践的アプローチです。
高齢者向け配食サービスや空き家活用の事例を通じて、前提が崩れた瞬間に事業が消える現実について、前提条件の重要性を学びました。
ワークでは自身の思い込みを丁寧に洗い出し、仲間の視点を借りて最重要仮説を磨く過程を行いました。確かなアイデアの礎になると実感させられる時間となりました。
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